「モメない相談室」に寄せられた質問と相談者の声


「モメない相続」相談室を開設して約1年になりますが、

これまでに皆様から寄せられた相談に関して相談者の声の一部を紹介させていただきます。

「転ばぬ先の杖」があって本当によかった!(67歳主婦 福岡県在住)

 

あれはまだ夫が元気なころのことでした。子どもたちも成長して各々家庭を持ち、私たちは夫婦2人の静かな時間を過ごしていたところ、夫が突然、「僕が死んだ後の君の生活が心配だ」といい始めたのです。
夫が元気なだけに私は驚きました。「家があるし、遺族年金ももらえるから」と私が言うと「僕が死ねば相続の問題がおきる。そんな単純に考えていてはだめだ」と諭されました。

それがきっかけで、いろいろ調べ谷口咲司法書士事務所の「モメない相続」相談室を知り、早速電話しました。
私たちには4人の子ども(男2人、女2人)がおりますが、兄弟姉妹関係はごく普通です。

でも夫は「相続が原因で仲たがいがないようにするのが僕の最後のつとめだといって谷口咲先生の指導の下、公正証書遺言を作成しました。
おかげで数年後に夫が突然逝ってしまった後も、相続では何一つ問題が起きませんでした。

先を読んで転ばぬ先の杖を求めた夫と、その杖になっていただいた「モメない相続」相談室に心から感謝しています。目下、同じような境遇、立場の人たちに「モメない相続」相談室に相談することを積極的に勧めています。


「おかげさまで妻へ全額相続ができました」(72歳 元会社社長、松山市在住)


私たちには子どもがありません。1人いたのですが、不幸にも若くして事故で亡くしてしまったのです。
それまでサラリーマンだった私は、息子の死をきっかけに会社を辞め、独立起業をいたしました。妻と2人無我夢中で働いた結果、望外の成功を収め、それなりの財産を築くことができました。

私には兄弟、親がおりますが、ほとんど没交渉で、私たちのささやかな成功にもまったく寄与しておりません。妻は財産の大半を生まれ故郷に寄付したいと考えております。私もそれには賛成です。もし私が妻よりも先に逝ったとしたら、残された妻が2人で築いた財産をどう処分しても私はかまいません。

でも、法定相続ですと、親兄弟にも相続権が生じてしまいます。「どうしたものか」と思っているとき、「モメない相続」相談室を妻が見つけ、早速電話し、相談室を訪ねました。
その結果、私が遺言書を作成し「妻に全額相続させる」旨を表明すればよいと教えていただきました。

まだ私も妻も健在ですが、妻が先に逝く場合も可能性としてはあり、私だけでなく妻も私に「全額相続させる」との遺言書を作成しました。どっちになっても、私たちは余生に必要な最小限のお金を残して、それぞれの故郷に寄付する心積もりでいます。

夫の「長男にはやりたくない」が実現してよかった!(62歳主婦、鹿児島市在住)


私は今の夫に「後妻」として嫁いだ人間です。私は初婚でした。今の夫との間に子どもはありません。夫は前妻との間に男の子が1人います。
前妻が引き取って育てたのですが、いまは前妻も亡くなり、長男は独立しています。ところが夫と長男は折り合いが悪いのです。これも無理ありません。夫は長男からたびたび暴行を受けていたからです。経済援助もしたことがあります。

しかし、長男の粗暴さは直りません。私も何度か暴力を振るわれ病院へ行ったこともあります。今は長男も年を重ね、家庭も持ったのでおとなしくなりましたが、夫は「長男には財産を1円たりともやりたくない」といっています。
友人に「本当にそうしたいのなら遺言書ではっきりさせておくべきだ」と忠告を受け、インターネットで「モメない相続」相談室の存在を知りました。

早速、私たちの希望を伝えると、「公正証書遺言」の作成を提案されました。
このアドバイスに従って、長男を遺言で相続人より排除し、すべての財産を妻(私)に相続させるとする遺言ができたのです。

いくら血を分けた子供といっても、親を親とも思わない子どもは、子どもの資格はないと思います。特別、多額の財産ではありませんが、夫は思いがかなって満足そうでした。